三和木ブログ

miwaki Blog

2025.04.11

木と畳に包まれる、静けさと涼やかさのある寝室

寒さも和らぎ、過ごしやすい日が続いています。
5月は立夏。つまり、夏はすぐそこに来ています。夏に向けて、夜の過ごし方を考えるはじめたい時期でもありますよね。

日中の疲れを癒やし、明日への活力を養う場所として、住まいの中でも寝室は特別な存在です。
私たちが家づくりをする際にも、寝室はただ寝るだけの空間ではなく、心と体がゆるやかに整っていく“静けさの場”であるべきだと考えています。

三和木の長久手展示場には、1階に畳敷きの寝室をご用意しています。

畳に足をのせたときの柔らかい感触、ひんやりとした心地よさ。
木の香りとともに広がる空気感は、蒸し暑い夜も、穏やかにしてくれます。

畳と木という、昔から日本人の暮らしに根ざした素材の組み合わせは、季節の移ろいに寄り添いながら、私たちの暮らしにやさしくなじんでくれるのです。

 

また、この寝室では、天井を少し低めに抑えています。

天井の高さひとつで、空間の落ち着き方は大きく変わります。
加えて、自然光を柔らかく取り込む窓も工夫のひとつ。
中庭に面した開口からは、外の明るさを感じつつ、外部からの視線は遮られるようになっており、日々の暮らしに必要な“安心感”と“開放感”のバランスを大切にしています。

天井は直線ではなく、わずかにカーブを描くように設計。そこに間接照明を組み合わせることで、包み込まれるような温もりが生まれます。
光と素材が呼応し合い、夜の静けさにぴったりの、深呼吸したくなるような空間になりました。

 

私たち三和木が家づくりで大切にしているのは、素材の選び方です。
長年かけて乾燥させた良質な木材を使い、見た目の美しさだけでなく、住まい手の健康や経年変化にも配慮した設計を心がけています。
木と畳に囲まれて眠る時間は、見た目以上に“身体が喜ぶ感覚”を与えてくれます。

また、2階の子ども部屋には勾配天井を採用し、空間に伸びやかさをもたせています。
自然素材の温もりに包まれた部屋は、子どもたちがのびのびと過ごし、豊かな感性を育む場所になるでしょう。

年月が経っても愛着をもって暮らせる家を。
自然の素材と向き合いながら、家族の暮らしに長く寄り添える住まいを。

そんな想いを込めた展示場で、ぜひ三和木の家を体感していただけたら嬉しく思います。

 

〈お知らせ〉

4/20(日)10:00~15:00
(協)健康木の住まいウッドビレッジにて「大工さん体験」イベントを行います。

詳しくはこちらから。

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