玄関をくぐると、木のぬくもりが優しく迎え入れてくれる住まい。

吹き抜けのあるリビングに足を踏み入れた瞬間、視線が自然と上へと広がり、開放的な空間が広がります。
天井まで伸びる美しい木の縦格子が、空間に奥行きを生み出しながら、洗練された印象を与えます。

こちらは、三和木の小牧展示場のリビング。
特徴のひとつは、 光と風をたっぷりと取り込む開放感あふれる吹き抜けです。

高い天井と大きな窓から降り注ぐやわらかな自然光が、木の美しい質感を際立たせ、時間帯によって異なる表情を楽しめます。
朝の光が壁を照らす様子や、夕暮れ時に差し込む優しい陰影は、まるで自然が描くアートのようです。

天井や軒天には、厳選した東濃檜を使用。
檜特有の香りや滑らかな質感が心地よく、年月を重ねるごとに美しい飴色へと変化していきます。
リビングの床には、堅牢で味わい深いタモ材を採用しています。
しっかりとした木目が足元に落ち着きを与え、家族が集う空間をより居心地のよいものにしています。

この家は、単に開放的なだけではなく、暮らしやすさにもこだわりました。

その一つが、広々とした土間です。

外と内をゆるやかにつなぐこのスペースは、四季を感じる場としても、趣味のスペースとしても活用できます。
また、特注の木製サッシを開け放つことで、庭のテラスと一体となり、室内にいながら外の気配を楽しむことができます。

住まいは、日々の暮らしを重ねながら、家族の思い出とともに深まっていくもの。
この吹き抜けのあるリビングは、家族が集い、語らい、くつろぐための大切な場所。どの瞬間も心地よく過ごせるよう、空間の設計や素材選びにこだわり抜きました。

木の美しさと開放感を兼ね備えた住まい。
ここで過ごす時間が、家族にとってかけがえのないものとなるよう、これからも長く愛される家づくりを大切にしていきます。