三和木ブログ
miwaki Blog
2025.02.21
変化に寄り添う住まい――未来を見据えた家づくり
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- コラム、モデルハウスのご紹介
住まいは、単なる「今」のためのものではありません。
家族の成長やライフステージの変化、健康状態の変化に応じて、住まいのあり方も変わっていくべきものです。
とりわけ、これからの時代に求められるのは、可変性を持ち、長く安心して暮らせる住まい。
三和木は、そんな住まいのあり方を形にした、新たな展示場を昨年つくりました。
スロープを配したアプローチから、玄関、室内へと続くフラットな動線。
車椅子でもスムーズに移動できる設計はもちろん、将来、介護が必要になったときにも快適に暮らせる工夫を随所に施しています。
扉や間仕切りは、暮らし方に応じて開閉や拡張が可能な仕様。
住む人の身体状況や家族構成の変化に柔軟に対応できるつくりとなっています。
たとえば、拡張可能なトイレ横のスペース。
現在は通常のサイズで使用しつつ、将来的に車椅子を利用する可能性を考慮し、扉部分をフレームごと移動できる仕様に。
これにより、大規模なリフォームをせずにトイレスペースを広げることができ、より快適で使いやすい環境を維持できます。
浴室にも広めのスペースを確保し、車椅子での移動や介助者の動きやすさに配慮しました。
住まいが暮らしに寄り添い、長く安心して住み続けられる工夫のひとつです。
また、この展示場では、伝統とモダンが融合した和の空間もご覧いただけます。
床の間や仏間を備えた和室は、格式のある佇まいを持ちながらも、現代の暮らしに寄り添う仕様。
坪庭のある開放的な設計や、一枚板の掘り炬燵テーブルなど、心落ち着く空間の中にも機能的な工夫を凝らしました。
さらに、土間を設けることで、庭と室内のつながりを生かし、より快適で豊かな暮らしを実現しています。
三和木の家づくりは、ただバリアフリーを実現するだけではありません。
将来を見据えた可変性のある設計と、自然の温もりを感じる木の家。
長く暮らしてこそ、その良さが実感できる住まいを、職人たちの確かな技と厳選した木材で丁寧につくり上げています。
「住まいは一生のもの」。
そう思っていた時代は、もう過去のものかもしれません。
これからは、住まいも変化に寄り添いながら、住む人にとって最適な形へと進化していくもの。
何十年先も心地よく過ごせる家をお考えの方は、ぜひ三和木の新たな展示場にお越しください。
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