三和木ブログ
miwaki Blog
2025.01.24
バリアフリーにも、美しさと上質さを
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- コラム、モデルハウスのご紹介
木の家が持つ温もりと安心感は、何十年たっても色褪せることがありません。
その理由は、木材そのものが生きて呼吸をし、年月を重ねるごとに美しい風合いを深めていくから。だからこそ三和木では、木材選びにこだわり、一棟一棟が長く住むほどに愛着を感じられる家づくりを大切にしています。
そして、ただの「心地よさ」だけでなく、変化する人生に寄り添う家を提案したい──そんな思いを込めた平屋展示場が、昨年オープンした、大府第二展示場です。
テーマは「変わりゆく住まい」。
これは、今の快適さと将来の安心を両立させるための家づくりを形にしたものです。
この展示場では、将来の車椅子生活や在宅医療が必要になる場合を想定し、スロープから玄関、室内まで、全ての動線をフラットに設計。さらに、空間を柔軟に変化させられる「可変性」を備え、暮らしに合わせて家が形を変える仕掛けが散りばめられています。
例えば、スロープには幅広で緩やかな傾斜を採用し、車椅子の方でもストレスなく行き来できるよう配慮しました。
また、雨や強い陽射しの日も快適に過ごせるよう、深い屋根を設けているため、外と内をつなぐ移動がスムーズです。
玄関とホールにも、三和木ならではの素材の魅力が息づいています。
床材には重厚感のある大谷石を採用し、節を活かした杉材の建具が温かみのある空間を演出しています。
これらの自然素材が織りなす落ち着きのあるデザインが、玄関を家族や来客を迎える特別な場所に仕立てています。
加えて、外と内の段差を完全に排除することで、車椅子でもスムーズな移動が可能。
建具に格納された扉を開ければ、リビングや書斎、洗面所への移動も一度に行える合理的な動線を確保しました。
「可変性」という考え方も、この展示場の特徴の一つです。
家族構成や生活スタイルが変わるたびに、家そのものが対応していける設計を追求。扉や壁を簡単に拡張・調整できる仕組みを取り入れることで、長く快適に暮らせる住まいを実現しています。
20年後、そしてその先も「最適解」であり続ける家。それが、この展示場で体感できる三和木の家づくりです。
木材という自然の恵みを活かし、住む人の未来に寄り添う住まいを、ぜひ展示場でお確かめください。
三和木の職人たちが培ってきた技術と心意気が、この家にはたくさん、 込められています。
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