三和木ブログ
miwaki Blog
2024.09.06
美しく、機能性も高い「漆和紙」の和室
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- コラム、モデルハウスのご紹介
「漆和紙」をご存知でしょうか。
「漆和紙」とは、漆(うるし)を使って加工された特別な和紙のこと。
漆は、日本の伝統的な工芸品や美術品に広く使用される素材で、その特徴的な光沢と耐久性が知られています。
和紙と漆の組み合わせによって作られた美しさと機能性は、昔から多くの住宅で重宝されてきました。
三和木は、岐阜・白川町に自社工場を持っています。
そこからすぐ近く、木曽地域は木曽ヒノキなどの木材はもちろん、「漆の故郷」とも呼ばれている地域です。
木曽では、漆は身近な材料として人々の暮らしの中に溶け込んでいます。
漆は、古くから建物の床、壁、柱などに用いられてきました。
漆和紙の特徴はいくつかありますが、まずはやはりその光沢と美しさです。漆和紙は漆の加工によって表面に光沢を持ち、美しい仕上がりを特徴とします。
漆によって和紙の表面が滑らかで光沢のある仕上がりとなり、独特の美しさを持ちます。
また、漆は非常に耐久性や防水性があり、湿気や熱に強い素材です。
漆の加工によって和紙の強度も向上し、破れにくくなるため、住居に活用されてきました。
春日井展示場の和室には、この「漆和紙」が使われています。
和室全体の品格をさらに高くしてくれていますね。
たくさんの和室を手がけてきた三和木の職人が手仕事で仕上げた、上質なしつらえです。
漆和紙は漆の加工によって色彩の表現が豊かで、こうした使い方以外にも、絵画や彫刻、屏風、ランプシェード、家具など、さまざまな工芸品や装飾品に利用されています。
日本の伝統工芸品として高く評価されている漆和紙を贅沢に使った和室。
漆の和紙は丈夫で使い込むほど風合いが出てきます。独特の風合いと表情で、和室全体の品格をさらに高くしてくれています。
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