三和木ブログ

miwaki Blog

2024.08.30

家のなかに、光と風の通り道をつくる

開け放った窓からふっと通っていく気持ちいい風に、心癒された経験をした人はたくさんいらっしゃると思います。
酷暑も和らぎ、朝夕は窓を開けて心地よい秋の空気感を取り入れたくなる、過ごしやすい季節に入りましたね。

日本の家は、昔から「通風」が考えられてきました。風を通す、ということは外からの風を家の中に入れることで、涼をとるだけでなく、室内のこもった熱を外に出してつつ、室温を下げたり、心地よい空間を作ったり、換気をしたり…と、快適に過ごすために欠かせない考え方です。

エアコンで快適な空間をつくることも大切ですが、これからの季節は自然風による採涼ができる貴重な季節。
自然風は身体にもやさしく、体感温度を下げることができます。これからの季節であれば、省エネにもつながると思います。

長久手展示場のこちらの家は、風の通り道がとても上手に作られています。
なぜかというと、南北に貫く広い通り土間があるから。

強い風が吹いている日でなくとも、建物まわりの微風もこの土間に取り込むことで、爽やかで心地よい風となって通り抜けていきます。

季節によって変わる風の方向や強さを見極め、窓の大きさや通り土間の設計、建具の配置などを考えていく、そんな技が、家づくりに重要です。扉を開け放つだけで、風を存分に通すことができる設計ながら、寒い日など風が必要ない時は、風を逃すことももちろんできます。
効果的で心地よい、風の通り道があるからこそできる、空間です。

自然素材を取り入れた三和木の家は、冷暖房に頼りすぎることなく、太陽熱や自然の風を上手に使いながら、設計や材が持つ力で、快適な空間をつくっています。
三和木の家で採用している天然無垢材には調湿効果があり、床面を一定の温度に保ってくれる役割もあります。

窓を開けて、ふっと風が通ることでまるで外にいるかのような気持ちになれることって、ありますよね。
今回は長久手展示場から、三和木の快適な空間づくり、風を感じる家づくりのこだわりについてのお話でした。

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