三和木ブログ

miwaki Blog

2024.05.31

生活にうるおいをもたらす、中庭の存在感

今回は三和木の展示場から、家の真ん中ある「中庭」についてのお話です。

三和木の小部展示場には、中庭があります。

こちらの中庭、京町家などにみられる中庭を意識したつくりで、リビングからもすぐに外へ出て、気持ちの良い外気を感じながら、のんびりくつろぐことができます。

町屋が生み出した「透き見」の発想を取り入れた中庭です。

そもそも町家には、玄関と座敷の間の坪庭や、前栽など、必ずといっていいほど、庭がつくられています。

都での生活において必然的に、そして自然発生的に形成された、心のよりどころのような空間で、限られた面積の中にも、自然のうるおいを取り込みたいという工夫だったのだと思います。

中庭があると、風の通りが良くなる、光がたっぷりと入るという利点だけでなく、生活にうるおいをもたらす存在として、大切にされてきた日本の伝統のひとつです。

こちらの中庭には、傷みにくい栗材を使用。

家の真ん中にあるため、どこからでも中庭を眺めることができるうえ、中庭からも窓からも光を取り込むことができるので家全体が自然光に包まれた明るい雰囲気です。

この中庭でバーベキューをしたり、のんびりと読書をしたり。

天気が良い日はハンモックでうたた寝…というのも最高の贅沢ですね。

家の中心に庭をレイアウトすることで、光や風を取り入れ、外の雰囲気を室内に持ち込むのはもちろん、ここの空間を繋げてくれる役割も持っています。

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