三和木ブログ
miwaki Blog
2023.10.13
洋式の暮らしの中でも、一室の和空間から感じる美
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日本の美意識のひとつとして挙がるこの言葉。
「わび・さび」。
使ったことも、聞いたこともある人が多いとは思います。
わび・さびの「わび」とは、充足感や美しいと思う心を養う、その重要性を説いている言葉と言われます。
「さび」は、時間が経ったものでもそれは劣化ではなく、味や美しさとしてとらえる、そこに感じる美しさを言っている言葉です。
洋式の空間で生活をすることが当たり前になってきた昨今ですが、お施主様の中には「あえて和室をつくりたい」「現代の生活に馴染むような和の空間を取り入れたい」というお声を聞くことも多いです。
三和木の展示場にも、いろいろな和空間をご用意しています。
例えばこちらは、大府展示場の和室。
面と線の構成美を基調とした、凛とした和の空間です。秋田杉のあいだから差し込む照明が、空間全体を優しく包みます。
お部屋の中心にどっしりと存在感を放つのは、杉の一枚板の机。
空間を広く見せてくれつつ、とても格調高くしてくれる存在です。
大府展示場の和室は、日本の心を存分に感じさせる空間ながら、どこかすっきりとしたモダンな印象。
鴨居や枠のシャープなラインや床柱、出窓天板の無垢材などが、現代の住まいや、若い世代の感覚にあった「わび・さびの心」を表現してくれています。
このように、伝統的な様式を取り入れつつも、現代の暮らしに寄り添った空間設計も、三和木は得意としています。
これが実現できるのも、三和木専任の大工さんたちの腕があってこそ。
良質な木をつかった家づくりを大切にしている三和木ですが、三和木で家を建てるお施主様は、和室などの「和の空間」へのこだわりが強い方も多く、ご要望をお聞きしていると私たちもとても勉強になります。
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