今日は、三和木で手掛けた平家の家をご紹介します。

お住まいになっているのは5人家族。敷地内に親世帯の邸宅がある敷地内同居で、今回の新築は1LDKの平屋です。
部屋数を減らした分、間取りや設備にこだわりを詰め込みました。

リビングは、平屋ならではの勾配天井（船底天井）で、広さ以上の開放感を感じられるように設計。
天井には桧の板、桧の化粧丸太を入れて、木の温もりを感じてもらえるようにしました。
床材には、チークの無垢材を採用しています。

リビングにはソファを置かないとのことでしたので、東面には大きな出窓を作って、そこに腰掛けられるよう、椅子と同じ高さで設計をしてもらいました。
外からの光や風を感じつつ、壁にもたれたり、腰かけたりできる、とても気持ちの良い団欒のスペースです。

リビングには、スタディコーナーも。

親が食事の支度などをしている近くで、子供たち3人が勉強することもできます。

また、玄関からリビングへ行く途中には、本棚スペースを設けました。
これは、本が好きなご夫婦と、絵本が大好きなお子さんが、いつも本と接していられるように。

子どもたちが自由にのびのびと過ごせる空間設計、家族の「好き」を詰め込んだ空間を、上質な木の家で実現しています。

来週も引き続き、こちらのお宅のこだわりについてご紹介していきます。