三和木ブログ
miwaki Blog
2024.03.08
「書斎で過ごす時間」を、流れるように設計する
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- コラム、モデルハウスのご紹介
家づくりにおける夢や理想はいろいろありますが、お施主様、特に男性の方からのご希望で多いのが「書斎」です。
書斎という名前でなくても、ちょっとしたプライベートな空間というのは憧れがありますよね。
今回は、可児展示場「KAZOKUの家」の2階にある、書斎コーナーのご紹介。
別部屋にするのでは主寝室の一角に、プライベートな書斎コーナーを設けています。
家づくりは、理想すべてを詰め込めるわけではなく、スペースもご予算も有限です。
家族の団欒を大切にするためのリビング・ダイニングや、生活動線と使いやすさを考えたキッチン、子どもたちが伸び伸び過ごせる子供部屋、たっぷりのウオークインクローゼット…と、優先したいことがたくさんあって、限られた面積の中で、書斎や趣味部屋、家事室などを確保するのはなかなか難しいですよね。
冒頭で話を出した「書斎」。
できれば個室がいいな、というご希望はあるかもしれませんが、個室であることにこだわらなければ、スペースを有効活用してうまくそのゾーンを作ることもできます。
こちらは可児展示場、2階建の「KAZOKUの家」の2階の主寝室です。
寝室の一角に、ちょっとした書斎コーナーを設けています。
別部屋にするのではなく、寝室の一角に書斎スペースを設けるだけでも、立派なプライベートゾーンが保たれるのです。
寝室は10.5畳。
落ち着いた色合いの、シックなコーディネートです。
カーペット敷きなので、素足でも心地よく、まるでホテルのような高級感です。
この寝室 兼 書斎、実は書斎スペースの右側には、プライベートテラスがあります。
テラス側は全面ガラスなので、爽やかな光や風を取り込んでくれる、どこか広がりを感じる空間。
さらにデッキ材の雰囲気を部屋の中まで取り込むことで、家の中と外とを緩やかにつなぎ、一体感のある印象にしました。
夜寝る前に書斎スペースでで小説を読んだり、調べものをしたり。
朝起きたらテラスに出て、目が覚めるまでのんびりと朝日を浴びる…。
そんな毎日、とても素敵ですね。
憧れの書斎は、わざわざ部屋として設けなくても、工夫ひとつで自分らしい空間をつくることができます。
そして「わざわざ行かなくても」毎日の寝る前の理想的なルーティンを作ることにもつながるかもしれません。
「書斎をつくりたい」と考えたら、まずはなぜ書斎が欲しいのか、どんな使い方をしてみたいのかを考えることで、最適な答えが出てくるかもしれませんね。
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