三和木ブログ

miwaki Blog

2024.12.06

木の個性が生み出す、美しい空間と時の移ろい

家づくりにおいて、「木材の選び方」はとても大切です。
木材のセレクトや組み合わせひとつで、住まいの雰囲気や居心地は大きく変わります。

木にはそれぞれ固有の質感や色合い、香りがあり、使う部位や加工法によって表情はさまざまです。
さらに、時とともに味わい深く変化する経年美が、住む人にとって唯一無二の価値を生み出します。

今回は、小牧展示場で使われている木材のこだわりを少しだけご紹介します。

まず外観は、和瓦の大きな屋根が目を引く佇まい。

一見すると平屋のように感じるかもしれませんが、実は2階建て。屋根の設えが、重厚感と伸びやかさを両立させています。特注の木製サッシや木製ルーバー雨戸が、柔らかな光と涼やかな風を上手に取り込み、快適な空間を生み出しています。

玄関に足を踏み入れると、タイル張りの大壁と、檜(ひのき)の軒天が室内まで優雅に伸び、訪れる人を温かく迎え入れます。

 

造作の玄関ドアも檜で仕立てました。

自然素材ならではの存在感と、軽やかな開閉に驚くことでしょう。木のもつ高級感と重厚さを保ちながら、日々の使いやすさにも配慮した設計です。
室内には広々とした土間があり、外と内をつなぐ中間領域として機能しています。

特注の木製サッシを開け放つと、土間と庭のテラスがフラットに繋がり、空間が一体となる開放感が広がります。この土間と吹き抜けがもたらす解放感は、小牧展示場ならではの心地よさです。

 

軒天や天井には東濃檜を、リビングの床にはタモ材を使用しています。

東濃檜はその香りや光沢が特長で、時を経るごとに深みを増します。一方、タモ材の床は堅牢さと美しい木目を兼ね備え、年月とともに優しい風合いに変化していきます。

 

私たち「三和木」の家づくりは、木材の選定にも細かな配慮を行い、数十年先まで安心して住み続けられることを大切にしています。木の種類や使い方だけでなく、その先の時間まで見据えた設計を心がけています。

自然素材がもたらす温もりや、使い込むほどに増す愛着を、ぜひ展示場でご体感ください。木とともに暮らす喜びを、皆さまと分かち合えれば幸いです。

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