三和木ブログ

miwaki Blog

2024.10.25

古き良き「土間」を活かした、三和木の家づくり

日本の家づくりにおいて、長い歴史の中で受け継がれてきた技法や空間づくりの知恵が多くあります。
その一例として挙げられるのが、屋内と屋外の境界に「緩やかなつながり」を持たせる設計です。
象徴とも言えるのが、「土間」。
昔ながらの家のイメージがあるかもしれませんが、実は近年改めて、注目を集めているのです。

土間とは、屋内でありながら土足で利用できる空間のこと。
床を張らずに地面に近い状態を活かしているのが特徴です。
玄関とリビングの間に土間が設けられた昔の民家や、農家の作業場として活用されていた例をご覧になったことがある人もいると思います。

土間や縁側のような「つながりの空間」は、室内に居ながらも外との一体感を感じられるのが魅力です。
また、こうした空間が生み出す「ゆとり」は、現代の家づくりにも豊かな心地よさをもたらしてくれます。

今回は、三和木が手がける「土間」のある展示場を3つご紹介します。

 

長久手展示場には、風や光が自然に室内を巡る「通り土間」があります。

南北に貫くこの広い土間は、敷地の微風を取り込み、四季折々の風がすうっと通り抜ける空間です。
ここでは、窓の大きさや配置が風の流れを意識した設計で、居心地の良い光と風を取り込む工夫が施されています。木材をふんだんに使用した建物全体の落ち着きも、この通り土間と相まって、自然に溶け込むような空間の広がりを感じられると思います。

 

小牧展示場は、和瓦の大屋根が美しい平屋のような佇まいでありながら、実は二世帯向けの2階建ての家です。

1階リビングの広々とした土間が一際目を引きます。
自然な色味の木製サッシがフルオープンにでき、風が気持ちよく流れ込む設計。アイランドキッチン前の大きな本棚は、家族全員が利用できる、とてもひらかれた空間です。
家族が集まり、緩やかな時間を共有できる空間デザインは、木の温もりと共に家族の絆を育む場所としても最適です。

 

こちらは、岡崎展示場。

玄関の空間を重視した設計が特徴です。
深みのある色合いと重厚感を持つ「ジャワ鉄平石」を使用した玄関の床材が、高級感と温かみを感じさせてくれます。
広々とした玄関空間が来訪者を優しく迎え入れる、そんな雰囲気を大切にして設計しました。
現代の日本建築の真髄を再現し、三和木らしい木材の質感が感じられるこの展示場は、伝統と現代性が融合した魅力が詰まっています。

 

土間のある家づくりは、単に見た目の良さだけでなく、機能性と快適性が調和した空間を提供します。
三和木の展示場では、長持ちする木材を用い、家族が安心して長く住み続けられる住まいづくりを追求しています。

ぜひ、一度足を運んで、私たちが創り出す「心地よい土間空間」を体感してみてくださいね。

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