三和木ブログ

miwaki Blog

2024.10.18

天井が決める、広がりと包容力のある住空間

家づくりを進めるとき、お施主様からは間取りや壁、床などの詳細なご要望をいただくことも多いですが、意外と「天井」に関する具体的なイメージを持たれる方は少ないように感じます。
その理由のひとつとして考えられるのが、天井は「完成形を思い描くのが難しい」ということ。
壁や床は「こうしたい!」というはっきりとした希望が浮かびやすい一方で、天井のデザインはどうまとめれば空間に調和するのか、イメージしづらい部分があると思います。

しかし、天井は空間の印象を大きく左右する、非常に重要な要素。
三和木では、天井も含めた空間全体のデザイン、木の使い方を綿密に計算し、それぞれの家に最もふさわしい形をご提案しています。

今回、天井デザインの一例としてご紹介するのは、岡崎展示場のリビングです。
岡崎展示場のリビングは、三和木の誇る現代日本建築の美しさが詰まった空間です。
まず目を引くのは、広々とした品格あるリビング・ダイニング。こちらの展示場、天井が方錐形という、とてもユニークな形状をしています。

この天井には、直線美を強調するために檜材を整然と配置し、家族全体を優しく包み込むような安心感を演出しています。
この方錐形の天井は、単に視覚的な特徴だけではなく、部屋全体の包容力を生み出しています。

天井の形状が、まるで空間全体を内側に引き寄せるかのような広がりを感じさせ、部屋が実際の広さ以上に感じられるのです。

リビングの中央には、堂々とそびえ立つ尺角の檜の大黒柱が配置されています。
檜の大黒柱は、時間とともに独特の光沢を帯びていき、家族とともに成長していく存在。こうした自然素材の魅力を最大限に引き出すことで、長く住み続ける家にふさわしい、温かみと安心感を提供しています。

また、床にはチーク無垢材を使用したヘリンボーン柄を採用しています。ヘリンボーンは、木材を交互に配置しながら貼り合わせるため、非常に手間のかかる工法ですが、そのぶん、スタイリッシュで上質な、とても美しい仕上がりになります。

このように、天井、床、大黒柱の組み合わせが、リビング空間に広さと美しさをもたらしています。
木材の質感だけでなく、その使い方やデザインなど、時間とともに変化する美しさにこだわった家づくり。ぜひ三和木の展示場で、体験してみてくださいね。

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