三和木ブログ
miwaki Blog
2023.10.06
木の温もり溢れる縁側で、秋の風を感じる
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- コラム、モデルハウスのご紹介
すっかり暑さが和らぎ、秋の風が感じられるようになりました。
秋も本番という感じで、窓を開け放して過ごしたい、いい季節です。
日本家屋の特徴ともいえる、縁側。
諸説ありますが、縁側が誕生したのは建物の床が板で造られるようになってからだと言われています。
貴族や武家、裕福な商家などは早くから取り入れていて、現存する最古の縁側は、奈良時代に建立された法隆寺東院の伝法堂と言われています。
長い歴史のある縁側ですが、現代では一般庶民にも馴染みの深い存在になりましたよね。
縁側の中にも、いろいろな種類があります。
書院造りで濡れ縁と座敷の間に設けられた「入側縁」、そして敷居と並行に貼ったものを「榑縁(くれえん)」と呼びます。
その中でも、建物の外周に造られたものを「濡れ縁」と呼びます。
濡れ縁はその文字の通り、雨風を防ぐ雨戸などの外壁がなく、「雨ざらしの縁側」「濡れてしまう縁側」という意味でこの名がついたと言われています。
昔は「縁側」を単に「縁」と呼んでいたため、このような名になったのでしょう。
ウッドデッキとほぼ同義ですが、和風の家のデッキ部分を「濡れ縁」と言うことが多い様です。
室内と外をつなぐ窓やデッキは、家にとってとても大切な役割を担っています。
可児展示場の平家の家には、このようにとても広い「濡れ縁」があります。
大開口サッシを開けると、大きな窓越しにフラットに外とつながる濡れ縁。
檜をふんだんに使っているので、心地よい光と風とともに、木のぬくもりが感じられます。
また、しっかりと軒を出しつつも、たっぷりと光が入る設計です。
秋晴れが気持ちの良い日には、濡れ縁に腰掛けてお茶を楽しむのも良いですし、格子戸で仕切ることで、室内にいながら自然の風や光を感じることもできます。
ぜひ、可児展示場で、この心地よさを体感してみてください。
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