三和木ブログ

miwaki Blog

2022.06.10

「部屋の真ん中にクローゼット」という考え方

「ファミリークローゼットを設けたい」というお施主様からのご要望が多いです。

快適でスッキリした住まいにするためには、「収納」と、その収納への「動線」がとても大切。

ただ、収納をとにかく大きくたくさん確保すれば良い!というわけではなく、居住空間の広さや解放感を圧迫しない、家族の人数にちょうど良いサイズで、使いやすくて動線がスムーズな収納にしたいですよね。

可児展示場の「KAZOKUの家」の一階から、ちょっと変わったクローゼットご紹介します。

こちらは部屋の真ん中に、4.5畳の大きなファミリークローゼットを大胆に配置しています。

この「真ん中」というのがポイント。

家族がぐるりと回遊できる動線で、どこにいても家族の気配を感じることのできる、緩やかにつながるワンルーム設計です。

可動式の造作棚が両側にたっぷりあるので、ライフスタイルの変化にもフレキシブルに対応できます。

この大きなファミリークローゼットが部屋の真ん中にあるので、浴室からも、リビングからも、玄関からも、キッチンからもすぐにアクセスできます。

クローゼットの外周には、ぐるりと贅沢に木を使っています。

天井の白とのコントラストが美しく、空間をスッキリと見せてくれますね。

「収納場所へわざわざ片付けに行く」という感覚ではなく、生活動線のなかでフラッと入ることができるので、ここにまとめて収納するクセがつきやすく、リビングなどのくつろぎ空間がスッキリとした空間に保てそうです。

ファミリークローゼットをひとつ、部屋の真ん中に配することで、利便性も、家族とのつながりも叶えてくれる邸宅です。

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