三和木ブログ

miwaki Blog

2020.05.29

書斎の在り方、書斎で過ごす時間

「できれば書斎を設けたい」という要望は、よくお聞きします。

でも、家族の団欒を大切にするためのリビング・ダイニングや、子どもたちが伸び伸び過ごせる子供部屋、たっぷりの収納、生活動線と使いやすさを考えた水回り…と、優先したいことがたくさんあって、限られた面積の中で、書斎や趣味部屋、家事室などを確保するのは難しいですよね。

こちらは可児展示場、2階建の「KAZOKUの家」から。
2階にある主寝室の一角に、書斎コーナーを設けています。
書斎は別部屋にするのではなく、寝室の一角に書斎スペースを設けるだけでも、立派なプライベートゾーンが保たれます。

10.5畳の寝室は、落ち着いた色合いの、シックなコーディネート。カーペット敷きなので、素足でも心地よく、まるでホテルのような高級感が漂います。

この寝室 兼 書斎の、もうひとつの特長は、爽やかな光や風を取り込んでくれるプライベートテラス。
テラス側は全面ガラスにして、さらにデッキ材の雰囲気を部屋の中まで取り込むことで、家の中と外とを緩やかにつなぎ、一体感のある印象にしました。

夜寝る前に書斎で小説を読んだり、調べものをしたり。朝起きたらテラスに出て、目が覚めるまでのんびりと朝日を浴びる…なんていう毎日、とても素敵ですね。

憧れの書斎は、わざわざ部屋として設けなくても、工夫ひとつで自分らしい空間をつくることができます。「書斎をつくりたい」と考えたら、まずはなぜ書斎が欲しいのか、どんな使い方をしてみたいのかを考えることで、最適な答えが出てくるかもしれませんね。

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