木と白のコントラストが美しい、広々としたリビング。
シックな黒色の大黒柱が、家族を見守るように立っています。

こちらは、大府展示場の大黒柱で、槐の木を使っています。

「槐」と書いて、一字で「えんじゅ」と読みます。
槐とは北海道の銘木で、「延寿」に通づることから、長寿や安産など縁起の良い木とも言われています。

無節で年輪が美しい槐。
ところどころ黒光りしていて、とても優美で力強い趣きです。
槐は茶褐色の芯材と、白太とのコントラストがとても美しいため、この対比の面白さを生かした柱になっています。
とても個性的な表情で、目を引きますよね。

こうしたシンプルな空間に、6寸角の大黒柱が鎮座することで、重厚感のある和モダンなテイストに仕上がっています。

木の住まいにおいて、大切な存在である「大黒柱」。
昔は、柱に子どもの背を記録するのが当たり前の光景でした。

大黒柱は、いつもどっしりとそこに居てくれるだけで、家族にとっての心の拠りどころになってくれるのかもしれませんね。